HOME > ニュースページ > マイクロニュース > 詳細

重慶北碚区書記 色仕掛けに嵌められ失脚

2012年11月24日

 【新唐人2012年11月24日付ニュース】中国重慶市北碚区共産党書記・雷政富の愛人との淫らな映像がネット上で広く流され、11月23日 雷政富は免職になりました。重慶市紀律委員会は雷政富に対し、立案および取調べを行うと発表しました。

 
「東方早報」によると、雷政富の淫らな映像は重慶市警察が情報提供者に渡したそうです。これに対し、香港商報の周剛副総編集長は微博にこう書いています。
 
「もし 雷政富が陥ったのは段取りされた色仕掛けの落とし穴だと言ったら、あなたは興奮して喜ぶのだろうか?きっとやられたことに気落ちするだろう。残念ながら これは事実だ。この種の手で汚職官僚を陥れるのは豪華料理と共に蝿を飲み込んだとき、料理を味わう前に気持ち悪くなって、吐きたくなるような感覚と同じだろう」
 
周剛氏は微博に「双面中国」という文章を貼りつけ、雷政富が失脚した秘密を述べました。重慶の新書記・孫政才が就任後、典型的な例を作って、「習・李体制」の反腐敗イメージを打ち立てる必要があったからだといいます。雷政富は不動産業者からの性的賄賂を受け入れたとき、罠にはまり、隠し撮りされたのです。しかし重慶で不動産業者から性的賄賂を受けた庁レベルの幹部は雷政富だけではなく、少なくとも5人はいるそうです。では 全国には一体何人いるのでしょうか?このような普遍的な権力と女色の交易は中共体制の問題で、雷政富一人を処分して解決できる問題ではないのです。
 
一方、中国のネットユーザーは周氏よりも更に深く見ています。ネットユーザーはこう見ています。「中共は毎回自分の統治に危険が迫ると、民衆の怒りを煽る事件を造りあげ、視線をそらす。合肥での谷開来裁判の時、ネット上には安徽官僚の淫らな写真が現れ、王立軍の公判の時は「時計兄貴」楊達才が浮上し、釣魚島問題は薄熙来の醜聞から視線をそらすために利用された」
 
十八大以降、中国人は中共の政治改革は不可能とはっきり認識し、民間では下からの変革方法を探っています。同時に中共も酒から可塑剤検出、男児5人がゴミ箱の中で窒息死、河南で祖先の墓を掘り起こすなどによる社会の怒りに直面しています。こんなときに淫乱な雷政富を投げ出して、皆の思考と怒りを色情に向けさせるのです。中共は中国の社会道徳を破壊し、また下落した道徳を利用して統治を維持していますが、これこそ恥じるべきです。
 
では 更に掘り下げると、なぜ雷政富が標的にされたのでしょうか?雷政富は薄熙来・王立軍と密接な関係があり、雷政富事件は薄熙来勢力を処理する全体の配置に関わっているのです。
 
本日のマイクロニュースはここまで。
 
(翻訳/坂本 映像編集/
 

トップページへ